しぐれの日常

オタクによるオタ活日誌

社畜にはなりたくない

明日は試験だじぇ~。しぐれです!

 

ラノベとかいろいろ書いている本ブログであるが、またラノベを紹介しようと思う。 今回紹介するのはこちら

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星降る夜は社畜を殴れ、である。 当時タイトルに引かれて購入した作品だ。タイトルにインパクトがあり、語感もいい。名タイトルであると思う。著者は高橋祐一先生、イラストは下セカも担当していた霜月えいと先生。

 

あらすじはこんな感じ。

姉の病気の治療費を稼ぐために高校中退し、働くことにした立花アキトが就職できたのはなんと全国有数のブラック企業である「ワクワクフーズ」。そこは仕事に恋し、仕事を愛するモンスターである「社畜」が集う場所だった。基本的人権を守るため、労働三権を守るため、アキトやその仲間たちは「反社畜」として、己の定時帰宅をかけて社畜たちと戦っていくことになる。

 

「は?」と思われたあなた、正常だ。戦う? 反社畜? 最初は意味がわからないだろう。しかし、開始8ページで総務課四天王の田中係長が「紙吹雪乱れ咲き(ペーパー・トルネード)」という奥義を使うので、ここで着いてこれなくなっては、この先理解できないかもしれない。

 

要するに、社畜と反社畜による異能バトルなのだ。定時になった瞬間、反社畜は帰宅するために、社畜は残業をさせるために戦うのである。 この作品、全体的に社畜のキャラが強すぎて反社畜サイドのキャラが薄く感じる。というより社畜側があまりにも濃いキャラばかりなのだ。アキトたちは何も悪くない。 というわけで敵陣営、総務課四天王を紹介していこうと思う。四天王だから4人だ。のうりんとは違うのである。

 

「法令破り(コンプライアンス・ブレイカー)」

田中係長

趣味はゴルフと接待麻雀。好きな言葉は「滅私奉公」と「自己犠牲」。四十代後半、黒縁メガネにバーコード頭の凄腕の社畜。「仕事はないなら作ればいい」「一に残業、二に残業」などとにかく残業を好む。

 

「眠れる女龍(スリーピング・ドラゴンレディ)」

早川課長代理

好きな食べ物は高級プディング、好きな言葉は「漁夫の利」と「一網打尽」。27歳の女性で、専務の愛人という立場を利用してほとんど仕事をしない。世渡り上手と言える、かもしれない。

 

「新人潰し(ルーキー・クラッシャー)」

斉藤係長

趣味は武道全般で、柔道、合気道、剣道、空手道、そして労道。好きな言葉は「切磋琢磨」と「自己責任」。筋肉枠のキャラクター。圧迫面接とは、顔面を圧迫する面接のことである。

 

「働きすぎの超越者(オーヴァーロードウ)」

工藤課長

趣味は仕事とチェス。好きな言葉は「質実剛健」と「有言実行」。全国社畜ランキングでも常に上位に位置するトップランカーであり、総務課のボス。七日七晩は休まずに仕事を続けられるという。早いときは深夜27時で仕事を切り上げる。

 

濃い。濃すぎる。天下一品のこってり並みのキャラの濃さである。そりゃ反社畜のキャラが薄く見えるわけである。他にも「社畜戦隊イエスマン」こと九戸主任とか労働公爵(レイバー・デューク)とかいろいろ出てくる。

 

社畜側もパワーワードが盛りだくさんだ。 「組合究極至高奥義『流星の同盟罷業』」(ユニオンアルティメットスキル・メテオストライキ)とか「帰宅超新星(ゴーホーム・スーパーノヴァ)」とか勢いのすごい単語が次々に出てくる。 社畜スキルとか反社畜スキルとか、どういう脳神経回路していたらそういう発想に至ったのだろうか。すごいと思う。

 

冒頭で上げた「紙吹雪乱れ咲き」は社畜スキルのひとつだ。切れ味の鋭い無数のコピー用紙を、デスクワークによって磨いた紙さばきで相手に向けて殺到させる。恐るべし社畜社畜は常軌を逸した長時間労働の対価として、特殊な能力を身に付けるに至ってしまったのだ!

 

現代の社会問題として挙げられるブラック企業問題をギャグとして昇華させた物語。笑い飛ばすにはなかなか厳しいところも時折ある。でも、現代社会の闇を笑いという光に変えたことで、見えてくるものもあるのではないだろうか。

 

最後にこの作品に出てきた反社畜労働三権を引用して紹介を終わろうと思う。

『定時に帰宅する権利』

『有給をMAXまで取得する権利』

パワハラ上司の顔面をグーでぶん殴る権利』

 

星降る夜は社畜を殴れ、3巻完結なので手に取りやすいと思う。ぜひとも読んで欲しい。

キャルちゃんマン

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「こっち見んなーっ!」かわいい。

水着キャルが復刻されました40連まだまだこれから有償勝負ですしぐれです。

プリコネは毎日コツコツやっているおかげか、かなり以前と比べて強くなっている感覚がある。

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専用装備はエリコとかモニカがおすすめ?

わかる。彼女らもかわいいし、専用装備の恩恵が大きい。わかっているとも。

でも私はキャルちゃんなのっ!キャルちゃんは正義!

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キャルちゃんにちなみ美食殿面子も着々と育成を進めている。ペコもコロ助もいいキャラしている。
プリコネ太郎はこんなかわいい子たちと日々を過ごしているのですか……勝ち組ですねぇ(白々しく顎に手を当てて思案している絵文字)。

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クランメンバー募集中です。このままだと昔の私みたくぼっちーむのままプリコネを過ごすことになる。クランバトルもソロじゃさすがに倒せないので、どなたでのいいので入ってくださると私が感謝して発狂します。

青春したい人生だった(ココロコネクトを紹介するよ)

青春は過ぎ去った時を思い返すときに生まれるのだと思っています。しぐれです。


そういうわけで今回はココロコネクトという作品を紹介しようと思う。

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https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784047262904 書影はここから取りました。

ココロコネクトのネタバレが多少あります。

私にしては珍しくガガガ文庫ではなくファミ通文庫の作品だ。改題前のタイトルはヒトツナガリテ、ドコヘユク。これもいい感じだと思うが、ココロコネクトの方がしっくりくる。ココロコネクト、通称ココロコは5人の同じ部活に所属する高校生を中心にしたラブコメである。あらすじではペンタゴン(五角形)という言葉が使われていた。


立山星高校では、ゆるい校則と引き換えに、生徒たちは必ず何かしらの部活動に参加しなければならない。そのせいか様々な種類の部活があって、よほどのことがない限り所属する部活に困るということはない。
しかしいつの時代にも例外というものは存在するもので、その年の山星高校一年生にも部活に所属出来なかった者がいた。

五人以上部員がいないと部活として成立できないことを知らず、部活動一覧を見た瞬間に「これしかない」と即決してプロレス研究会と書いて部活希望を提出した八重樫太一。

かわいいものが大好きでファンシー部なるものに入ろうとし、友人から五人も集まらないよと止められたにも関わらず「今年の一年生はかわいい子が多いから大丈夫」という謎理路を展開し、やはりメンバーが集まらなかった桐山唯。

パソコン部に入部しようとしたが、その部長と修復不可能なほどの衝突をしてしまい、入部届けを取り返して過去にあった情報処理部をなんとか復活させようとしていた稲葉姫子。

遊びサークル部なる遊ぶための部活が存在するという話を聞いて、部活動一覧に載っていないけれど書いたら入れてもらえるという噂を信じてそこに入部届けを出した青木義文。

自分で選ぶのではなく担任に任せた方が新たな出会いと巡り会えるのではないかという本気か冗談かよくわからないことを口にして、入部届けに「先生にお任せします♥️」と書いた永瀬伊織。

普通は様々な部活に強制的に入れさせられるところだろうが、入部届を提出した担任は普通ではなかった。「こいつら3人まとめて同じ部活にしたらいいじゃん」という感じで、隣のクラスの担任に声をかけたところ、その担任もまだ若く「それなら丁度いい子たちがいますよ」と残りの2人を見繕ってしまった。

そういうよくわからない偶然の結果出来上がった部活、それが文化研究部、通称「文研部」である。

彼らは最初こそ戸惑ったものの、次第によき友人となっていき文化祭では大成功を納めた。
その文化祭後の九月、いつも通りの日常を過ごしていたときに、青木と唯がよくわからないことを言い始める。何でも「夜中に自分たちの中身が入れ替わっていた」ということで、要領を得ない青木の話に稲葉のチョップが飛ぶ。

そのとき、突然部室にいた太一と教室にいた伊織の中身が入れ替わった。

そして太一たち文研部の面々は「ふうせんかずら」なる存在が巻き起こす怪現象に巻き込まれていくことになる。


長くなったが話の導入はこんな感じである。


ポイントはやはりふうせんかずらが太一たちに対して起こす怪現象だろう。1巻では人格入れ替わりが起こっているわけだが、これによって太一たち自身の関係、周囲との関係も変化していくのだ。

普通だったら気付きようのない友人の秘密に気付いてしまったり、不安を抱えて悩んでしまったり。醜いところをさらけ出したり、抱え込んでいたものは暴発してしまったり。その様子が繊細な心理描写とともに描かれる。

例えば桐山唯。彼女は中学時代空手の大会で優勝するほどの腕前で、男にだって勝てると意気込んでいたが、一度帰り道で大人の男に襲われかけたことが原因となって、男性恐怖症になり、空手も止めてしまう。男性恐怖症といっても高校生となった今では話す程度は出来るが、接触となると体から力が抜けてどうしうようもなくなってしまう。
唯のことが好きな青木がよくないタイミングでそれに気付いてしまって、唯は部室から逃げてしまう。

それを太一が入れ替わりという状況を利用して強引なショック療法で解決を図るのだ。

五人それぞれに悩みがあって、好きな人がいて様々な思いが交錯する。時には傷つけあうこともある。それでもちゃんと前を向いて進んでいる。

ココロコネクトの魅力はこれだ。

すなわち青春を生きるキャラクターたちの成長、これがいい。この感覚は高校を卒業してから読み返さないと中々得られないが、彼らには「青さ」があるのだ。成長していくとは言っても、まだ成長の通過点なのだ。彼らは気付いて悩んでぶつかって、むき出しの感情が激しく火花を散らすことだってある。

読者である自分とは違う悩みを持っていて、自分とは違う性格をしていて、なのにどこかに自分と同じものを感じる。
それはひとえにキャラクターたちがそれぞれの問題に対して本気で、今この瞬間しかないんだという思いで向き合っているからだ。
青春における悩みとは、個人によって差異はあるけれど、根源はあまり変わらない。
「自分とは何か」、「自分とはどういう人か」、「恋とはどういうことなのか」、誰もがぶつかるだろう悩みを怪現象で浮き彫りにしつつ、それをキャラクターたちがそれぞれ持つ「強さ」で解決していくのである。

しかし、それはキャラクターたちが強いから解決出来る、ということではない。むしろ彼らはまだ成長過程であり、それを鑑みるならば弱いところの方が多いのだ。
その弱さから目を背けず、ぶつかって解決していく姿勢、そしてそれぞれが持っている個性、それを称して「強さ」という言葉を使った。

太一には「自分を貫く」という強さがあるけれど、それは「自己犠牲をいとわない」という弱さに変換することもできる。

伊織は「自分がわからない」という弱さがあるけれど、それは「多彩な表情を持っている」という強さに変えることもできる。

そうやってお互いの強さや弱さを見つけたり、時には見失ったりする。それがココロコネクト


高校時代にこのことに気づけていたらなー! と読み返して思う。勇気を持って踏み出すこと、覚悟を持って友達とぶつかること、どれもが私が中学時代既にココロコネクトを読んでいたにも関わらず、高校で気づけなかったことばかりで、泣きそうになってくる。友崎くんを読んでいるときもそうだが、高校を過ぎてからラブコメを見ると「もう戻らない時間」をまざまざと見せつけられて、物語の内容に関わらず泣けてくるのである……。まだ卒業して4ヶ月だじぇ……精神だけ老人になった気分……。


一番泣けるのはやはり最終巻ラストエピソードの、永瀬伊織視点で語られる「未来へ」だろう。

推薦で進路が早く決まった伊織が、何かよくわからないけど「このままでいいのか」という不安に捕らわれて、担任兼文研部顧問の後藤に相談しにいくところから始まる。
そして太一ら文研部のメンバーたち、その後輩、三年間を過ごした仲間たちに会いに行ったり、学童保育にボランティアに行ったりしてその悩みの原因を探ろうとする。

受験決起クリスマスパーティーの企画をして、三年生を集めて思い出を作っていく。

そして最後に気付くのだ。

みんなと別れることが寂しかったということに。

そして、みんなのおかげで今この瞬間を迎えられているということに。

だからこそ、それに気付いたからこそ出てくる最後のセリフ、「本当に、本当に本当にーーーーーーありがとう」には本当に、本当に本当に泣いた。

もう、何て言えばいいのだろう。今まで散々悩んで、傷ついて、恋をしたりその恋に悩まされたり、それで最も成長したであろう、ある意味ココロコネクトを象徴するキャラクターであるところの永瀬伊織が、このセリフを言うということが、何か涙腺刺激してくる。ダメだ、思い出しただけで泣けてきたかも(心が老人だから……)。


高校時代だからこそ生まれる空気感だったり、悩みだったりを丁寧に書いたココロコネクトシリーズ、ぜひとも読んでみて欲しい作品の一つだ。

あと、ココロコはどのような順番で買えばいいのかわからないという人がいたら困るので、最後に順番通りに列挙していく。


ココロコネクト ヒトランダム
ココロコネクト キズランダム
ココロコネクトコランダム
ココロコネクト ミチランダム
ココロコネクト クリップタイム
ココロコネクト ニセランダム
ココロコネクト ユメランダム
ココロコネクト ステップタイム
ココロコネクト アスランダム上・下
ココロコネクト プレシャスタイム


最後の短編集のタイトル……「プレシャス」……まさに青春は貴重で、かけがえのない時間である。ねじくれ者の私ですら、過ぎた「高校時代」という時に対してそう思ってしまうのだ。

もしこれから高校生になる人がいたら、本当にひねくれたりせずに、純粋に高校生活を楽しんで欲しいと心の底から思う。

まあ、青春はそのときは大事だということに気付けないからこそ青春なのかもしれないけれど。

だから青春は過ぎ去った時を思い返すときに生まれるものなのだ。


そういうわけでココロコネクト紹介でした。

平伏するより他に無し ~笛使いの奮闘記~

ゲームでも現実でもソロプレイ 、しぐれです。


モンスターハンターワールドICE BORNEが出るということで精力的にモンハンに取り組んでいる私だが、金をケチってPSplusに入っていない。
そのため全てのクエストをソロでクリアしていかねばならない。まあワールドは難易度が高くないため割りと行けるのだが。


一回も今までメインで使ったことのない武器をメインでやってみよう、ということで武器は狩猟笛を選択。過去作と比べて格段に扱いやすくなっている笛に戦慄しながらも(旋律だけに。いや面白くない)笛でずっと進めてゼノ赤ちゃんも倒して、と順調だった。そう、順調だ。ったのである


しかし、私はあるクエストで詰まった。

それが「パンドラの闘技場」……2ndG以来の登場となるナナ・テスカトリを闘技場から15分で撃退せよという中々に鬼畜な命令である。

ナナはテオ・テスカトルの嫁さんである。テオくんは過去作と比べて、爆発よりも炎を多用するようになったためより「炎王龍」感が増している。以前は爆破メインだったから、これはよい変化だ。
スーパーノヴァもかっこよく、そして簡単に避けられるようになっている。昔の理不尽ドッカンではない。3体の古龍の中では一番狩りやすいのがテオくんである。

ではその嫁さんのナナはどうかというと、夫よりも圧倒的に強い。

ガバガバ判定のテオのブレスとは違い、ナナのブレスは範囲が広く自分の周りを焼き払うようにして行う。テオ感覚で避けようとすると被弾して吹っ飛ばされる。

全体的に行動がテオより速くなっており、隙が少ない。特に尻尾攻撃がよく当たる。なんでだろう(下手だからかな)?

さらに継続ダメージを与える炎をそこら中に撒き散らす。これが痛い。クーラーでダメージを押さえられるものの、気づくと体力がめっちゃ減っているということがよくある。アステラジャーキーを持ち込んでいけばかなり楽になるが、問題は継続ダメージだけではない。

その炎に向けてナナがブレスを放つと、ブレスの勢いが増して広がり、思ってもみないところからブレスが届いたりする。継続ダメージで赤ゲージだらけのところにそれを食らうと、体力が危険なところまで削られる。

さらに極めつけは必殺技であるヘルフレアだ。

飛び上がったかと思うと、地上に着地し戦闘エリア全域を炎で埋め尽くすかのように炎を自分の体から放出し、そこら中の炎がどんどん広がっていく。炎に当たると吹っ飛ばされる。最後にもう一度炎を放出し、ヘルフレアは終了する。

なんだ、炎に当たらなきゃいいじゃんと思った方、甘いぞ! 炎に当たらなくてもそこにいるだけで異様なスリップダメージに加え、炎を放出するときは風圧もあるのか中々動けない。動けないところに炎が広がってきて吹っ飛ばされる。

威力は全部食らうと火耐性30、体力増強を付けていても体力がギリッギリで残るレベルである。

避ければいいのだが、動きにくいため結構当たってしまう。下手なだけとも言う。


そんな感じで別モンスター化して暴れまわるナナを、あろうことかあの狭い闘技場で、さらに15分で撃退せよというクエストである。

パンピーハンターである私には荷が重いクエストだが、しかし、その先に待っている「装衣」のことを思えばこんなのは苦労のうちに入らない。何としてもクリアするのだ。

1回目、なす術なく敗退。時間切れである。ってかムービーやばい…情報量多くて死にそう(小並感)。

2回目、1回目より酷い立ち回りでボッコボコのボコにされ2オチしてリタイア。さすがの下手っぴぶりである。

そしてついに3回目、撃退に成功した!


勝因というか、1、2回目の敗因は何か?

…落石と擊龍槍使ってなかったんですね、はい。

ただのバカですね。


そういうわけで撃退成功。お次はナナの単体クエかなと思ってソードマスターさんに話しかければ、今度はテオとナナ両方しばいてこいという非情なお願い(婉曲表現)を受けた。

まあ行くしかない。しかし事前準備は大事だ。オチたくは、ない。そういうわけでスキルとかアイテムはゴリッゴリで挑むことにした。

ヘビィボーンホルンⅡ

ゲラルトαシリーズ

攻撃6
体力増強3
火耐性3

弱点特攻3
ランナー3
無属性強化1
精霊の加護1
飛燕1
不屈1

オチたくないのでここに硬化薬Gを服用する。

こうすることで攻撃力はまさかの1000。大剣と見紛わんばかりの攻撃力になる。ここに自己強化、攻撃大旋律、怪力の種を服用する。

さらに体力の装衣、癒しの煙筒を持っていく。

つまり火力と体力上げてゴリ押し大作戦である。

もちろん秘薬といにしえの秘薬は持っていく。

ここまで生存に特化して攻撃も上げていくのだ。これで負ければ単純にPSの問題である。


そして勝負は始まった。

開幕で「炎王龍の絆」「炎妃龍の絆」が発動し、テオとナナの合体技が発動した。
事前情報はほぼゼロのまま挑んでいたのでびっくり仰天し、とにかく逃げたらギリギリ生き残った。戦いは始まったばかりである。

テオを追いかけては頭を殴り、ナナがやってきたら逃げ、テオを追いかけては殴り、ナナがやってきたらまた逃げる。その繰り返しの末にテオを17分ほどで討伐することに成功した。
「テオくんはお嫁さんがいないと何もできない猫科でちゅもんね~」と煽っていたら普通にスーパーノヴァくらいかけるというヒヤリハット体験もあったが、なんとか0オチ、回復薬Gも使っていない。ここまでは順調である。

問題はナナを残り30分ちょっとで狩れるかどうかということである。かかあ天下、圧倒的強さの嫁に私は立ち向かっていった。

改めて強いが、ここは闘技場ではない。広いのでいくらでも避けようがあるし、ナナと戦うのは4度目だ。動きもだいたいわかってくる頃である(相変わらず尻尾には当たる)。

そして乗りダウン、頭部ダウン、気絶、部位破壊ダウン、前足ダウンと連続でダウンを取り、なんとかしてエリア13まで追い詰めた。

最終決戦だ。

再びの気絶、そこに右ぶん回し、スタンプがヒットする。そして、

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倒した!勝った!第三部完!

ちなみにタイムの方はというと

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40分という下手っぴハンターにふさわしい時間がかかっていた。勝てばよかろうなのである。


ナナを狩り始めたときは「こんなの絶対勝てる気がしない!」とそれはそれは力強く断言していたものだが、やっぱり人間慣れが物を言うのか、回数をこなせばクリアできるのである。

人に不可能の文字はない。やったね!


ちなみにナナに行くときは水属性の武器を担ぐといいらしいです。皆様は私みたいにバカの一つ覚えで行かないようにしてください。地獄を見ます。


そういうわけでモンスターハンターワールドでした

おいキャル、そのかわいさは反則だろ

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キャルはかわいいと思います。しぐれです。

どれくらいかわいいかというと、




はいはいはいはいそーれそれそれ❗ファイアー❗ダイバー❗デンジャー❗チャージャー❗超絶かわいいキャールーちゃん❗ハイッ❗ツン❗デレッ❗L・O・V・E❗ラブリーキャルちゃん❗


くらいである。こんなこと言ってたら、キャルちゃんから「ぶっ殺すわよ!」と言われるのは確実だ。ご褒美である。

















































































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CoCo壱おいしい。行ったことなかったけど最高です

全人類よ、ヴィヴィ・レインを読め

『全人類』などというクソデカ主語を持ってきて布教に入るあたりが、私がオタクである所以なのだなあと思いました。しぐれです。


というわけで以前ちょろっと紹介した作品、『やがて恋するヴィヴィ・レイン』について語ろうと思う。

作者は犬村小六先生。犬村先生といえば飛空士シリーズが有名だろうか。飛空士シリーズは恋と空戦の物語だが、ヴィヴィ・レインは恋と会戦の物語である。

あらすじはこんな感じだ。

旅芸人一座で奴隷のように働かされていた少年、ルカ・バルカはある日、飛行艦隊の船から落ちてくる一人の少女を受け止める。シルフィと名乗った彼女と共に旅芸人一座を抜け出して貧民街で暮らすようになったが、環境の悪さ、刑事に目を付けられていたことなど様々な要因が重なり、シルフィは路上で凍死してしまう。「ヴィヴィが見つかれば、世界を変えられるよ」「ヴィヴィ・レインを見つけて」シルフィが最後に残した言葉を胸に、ルカは人か物か、存在するかもわからないヴィヴィ・レインを探す旅に出る。やがてその旅は巨大なうねりとなって時代に変革をもたらし、世界の命運すら左右していく。


ジャンルは戦記もの+恋愛ものといったところ。どちらかと言えば戦記要素が強いが、その戦記要素が恋愛に絡んでいるところを考えると、双方のバランスが取れた作品となっている。


まず魅力的であるのはキャラクターである。
主人公ルカ・バルカ、義妹シルフィ、人造人間アステル・エアハート、滅びゆく王国の王女ファニア・ガルメンディア、性別不詳の天才操縦士ミズキ、褐色の皇帝ジェミニ……などパッと並べただけで特徴的なキャラクターが多く登場する。

そしてそのキャラクターたちが巻き込まれていく悲劇的な運命も魅力の一つだ。

例えばルカを抜き出して見ると、彼はシルフィを失った件において、顔に入れ墨を入れられている。顔の入れ墨というのは殺人犯の証であり、生涯に渡って蔑みの目で見られることを意味していた。
……もうどうしようもなくやるせない。弱い者が虐げられ、強い者は弱者から巻き上げた金を使って、弱者を踏みつけてふんぞり返っている。そのような現実が度々描かれる。
人造人間アステルは、7年という限られた時間しか生きることは叶わない。手の甲に刻印された数字が1日ごとに減っていく、そのことを誰にも知らせまいとして誤魔化したり嘘を付いたりする。その限られた寿命の中で、彼女はルカと過ごすことを選ぶ。
王女ファニアは沈みゆく王国の王女だ。戦争において幾度もルカの奇策に助けられ、さらに自分の大切なものを差し出してまで自分を生かそうとしてくれたルカに対して、彼女は恋心を抱くようになるが、その思いは貧民と王女という身分の違いに阻まれて、伝えることは叶わない。

などなど、例をあげればキリがない。


また機械兵という設定も私の心を大いにくすぐった。

二足歩行の機械の兵器である。様々な階級に別れており、剣を操って猛威を振るう。
歩兵が彼ら機械兵をどうやって倒すかだが、これはシンプル、つまり基本に忠実だ。足の間接を狙い、転倒させた後、ハッチをこじ開け鹵獲する。二足歩行兵器は転倒すれば自力で起き上がることは叶わないという特徴を利用した設定である。
いかに一騎当千の機械兵といえども、多数の歩兵に絡み付かれれば一瞬にして鹵獲されてしまうということを意味している。もちろん階級が上の機械兵はそうもいかないが…。戦場において無双できる兵器など数えるほどしか存在しないという、これまた現実的な描写で私は大好きである。
ちなみにミズキはこの機械兵の天才操縦士である。普通はゆっくりと歩くことしかできないのだが、ミズキの場合は機械兵を走らせることができる。機動力のある大型兵器、考えただけでも恐ろしい。


世界観もいい。

エデン、グレイスランド、ジュデッカ。崖を隔てて存在している三つの世界だ。ルカたちが住むのはこの内のグレイスランド。高さ的には真ん中に位置する。
ジュデッカについては謎が多く、作品の序盤ではほとんど語られることはない。
エデンは天上の楽園とも称される場所で、グレイスランドに存在する国に対して『グレイスポイント』なるものと引き換えに機械兵などの先進物資を送っている。機械兵は現状そうやって入手する他なく、グレイスランドに住む人々にとっては『エデンに戦いを挑んでも勝てるはずはない』というのが共通認識となっていた。
エデンは飛行艦隊持っており、グレイスランドにはそういった空を制する兵器は存在しない。勝てるわけがないと思うのも道理であろう。上から爆撃されて終わりというのは、誰でも想像できる。


あとは読者の想像を膨らませるのが上手い。
後世においての記述が時折出てくるのだが、それがめっちゃ好き(語彙力)。「~ということを後世の学者たちが知ったら、それは~」みたいな感じの記述だ。
また「次はこうなるんじゃないか、いやいや、こうかな?」みたいな感じで考察を捗らせてくれるヴィヴィについての謎。これも作品が進むにつれて謎が深まったり明らかになったりする。それを予想しながら読むのも楽しみ方の一つだ。


やがて恋するヴィヴィ・レイン。

タイトルの意味を知ったとき、「っあ~そういうことね、ああああぁぁはい、うん、そういうことか。いい、いいですよ、これは。これはいい。うん、よき。あああああああこれいいよこれ。もう最高だよ。いいね500億連打して永遠に語りたい」みたいな感じになった(だから語彙力)。セリフにも印象的なものが多いため、心に残る文が一つは見つかるだろう。


というわけで『やがて恋するヴィヴィ・レイン』、気になった方は是非とも読んでみて欲しい。7巻で完結しているので、手も出しやすいし、たまにKindleで実質半額セールもやったりしている。

買おう、ヴィヴィ・レイン!

ライトノベルから逃げるな

とにかく時間がないことでお馴染みのしぐれです。

否、時間とは作るものだ。私よ、ここ1ヶ月の私のスケジュールを振り返ってごらん? きっとどこかに更新する暇があったはずですよ…


冷静に振り返ってみたが、暇はあった。むしろ暇があったから他のゲームとか小説書きとか小説読みとかいろいろやっていたわけで、時間がないというのは嘘っぱちである。


いや実際忙しかったが。休日が2週間連続でZEROという事態も普通にあったし、いくら催促してもちゃんとこなしてくれないし、したと思えば相手側の担当者がいない…その可能性についてはすでに言及していたが? まず連絡を見て欲しいし、常識的に考えてそういうものは早めにするべきである。
何かといえば、まあ私は大学で生徒会的なものに入っている。普通大学の生徒会といえば陽キャの巣窟なイメージがある(偏見)が、うちの大学はそうではなかった。変人の巣窟である。私も例に漏れず変人なので、入ってしまったというわけだ。その仕事、そしてテスト、合間のゲーム、忙しくないわけがない。


さて本題であるが、例によって好きなものを紹介していきたい。ラノベとかゲームのキャラとかゲームとか、まあいろいろである。


・飛べない蝶と空の鯱

小学館ガガガ文庫から発売されているライトノベルだ。手島史詞先生による作品。
空に浮く島々の間で、人々の記憶の欠片である『封書』を届ける仕事、それが武装郵便屋だ。
なぜ武装する必要があるかというと、霧妖という化け物が空の支配者だからだ。
そんな武装郵便屋を営む少年ウィルは、翼舟を操縦する腕はあまりよくないが乗ることはできる。一方彼の相方であるジェシカは操縦は上手いものの、とある事情により一人では翼舟に乗ることができない。そんな彼らが二人乗りの翼舟に乗って、命がけで封書を人々に届けていく物語である。

鵜飼先生の美麗なイラストも作品の雰囲気とベストマッチ! しており、幻想的である。ファンタジー好きなら読んで損はない作品だ。


・シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 ~愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド~

同じくファンタジーだが、こちらはラノベ界隈で話題になっていた例のあれである。あらすじからしてぶっ飛んでいるし、内容も寸分たがわずぶっ飛んでいる。登場人物にまともな人は一人もいない。サヨナちゃんは常識人枠かと思っていたが、そんなことはなかった。

賢者であり勇者である『賢勇者』の称号を持つ青年、その名はシコルスキ・ジーライフ。そんな彼のもとに弟子入りを志願してきたのがサヨナちゃん。彼女は賢勇者の頼れる仲間たちとともに、充実した内弟子ライフを……送れるわけがなかったのである。
類は友を呼ぶとは言うが、シコルスキのもとに相談にやってくるのはどいつもこいつも頭のおかしい変態ばかり。スタンド使いスタンド使いが惹かれ合うように、変態は変態と惹かれ合う。そんな変態たちの対応にサヨナちゃんは追われていくのであった…。

メタネタと下ネタ、パロネタの数々が危険である。KADOKAWAいじりはまずいですよ! 各方面に喧嘩を売り散らかした、作家人生をまるごと賭けたかのような作風には脱帽である。売れ行きは好調と聞くが、これは2巻どうするんでしょう……KADOKAWAをいじったら、出版業界のそれ以上の存在をいじらざるを得ないのではないだろうか。そんなもの存在するのか?


下ネタという概念が存在しない退屈な世界

またもや下ネタである。
公序良俗健全育成法という法律の下に性表現が規制された世界。主人公の奥間狸吉は『国会議事堂前でコンドームをばらまく』という前代未聞の下ネタテロを起こした人物の息子である。
そんな彼は父親の影響で性知識が規制されたこの世界で貴重な性知識を豊富に持っているものの、それを規制する善導科の母親や周囲の影響で下ネタを毛嫌いしてきた。
しかし下ネタテロリストグループ『SOX』の一員となり、下ネタテロを繰り返すことで徐々に下ネタを愛することができるようになっていったのである!

簡単に言えば、『表現の自由を求める』という大義名分のもとに、作者が考えた下ネタを披露していく作品である。

だが物語はしっかりと作られており、下ネタの一発ネタ(下ネタだけに一発ってか)に終わらない作品だ。下ネタという要素を排して見れば、かなり重いテーマを扱った作品であるといえよう。それもまた下セカの魅力の一つである。読めば電話を切るときに『ち○ち○』ということ間違いなし!


とある飛空士への追憶

これを語らずにガガガは語れないといってもいい。ガガガ文庫発刊当初からある『飛空士シリーズ』の最初の一冊だ。

『貴様に一つ、重大な任務を託したい』から始まる。
主人公の腕利きの飛空士、狩乃シャルルと次期レヴァーム皇紀となるファナの、一夏の恋と空戦の物語だ。

狩乃シャルルは天ツ人とレヴァーム人のハーフであり、天ツ上とレヴァーム帝国は戦争状況下にあるため、戦況次第でどちらにも所属できる『ベスタド』として迫害を受けていた。しかし彼の空での腕は確か。さらに不確実撃墜ゼロという正直者であったことから、彼は上官から重大な任務を告げられる。
それは次期レヴァーム皇紀であるファナ・デル・モラルを後部席に乗せて、大瀑布を単機敵中翔破せよという内容のものだった。
かくして一介の飛空士シャルルと、光望五里に及ぶとされる美姫ファナの物語は幕を開ける。

硬質な文章で綴られる臨場感溢れる空戦や、停泊した島での彼らの様子などが、どちらかというと一般文芸よりの文で描写されていく。これが2008年に世に出ているということに驚きを隠せない。

犬村先生の作品としては以前に『やがて恋するヴィヴィ・レイン』を紹介したが、そちらでも身分違いの恋が描かれている。飛空士を読んでいる人は、是非そちらも確認して欲しい。


のうりん

農業 × ライトノベル × 下ネタラブコメという作品だ。
農業高校を舞台に彼らの日々の活動を綴ったものである。農業という重いテーマを扱っているが、内容はどちらかというとギャグより。しかし締めるべきところはきっちりと締められている。
……本当に思うのは、どうして下ネタを入れちゃったのだろうということ。下ネタさえなければ万人にオススメできる、農業に興味を持ってもらう書としては最適だと思う。
だがギャグ要素があるからこそ、随所に垣間見える農業の重苦しい現実との釣り合いが取れているのかもしれない。
そんな専門的な内容を扱った作風はりゅうおうのおしごと! でも健在。下ネタはかなり鳴りを潜め、純粋に熱い物語となっている。のうりんも同じくらいのギャグレベルにしてほしかったものである……。

とはいえ農業と下ネタだけではなく、アイドルと幼なじみと主人公によるラブコメもある。どれか一つの要素が気に入ったのなら購入して読んでみよう。そのままりゅうおうにも手を出そう(手招きして沼に引きずり込むオタクの様子)!


下ネタにだいぶ偏ったが、それはあれです、悪いのはシコルスキです。あれが私の脳内をしちゃかちゃにして再構成した。こういう作品の作り方もあるのだなあと気付かされた。
ギャグ作品とはただ滅茶苦茶な展開をすればいいというものではない。滅茶苦茶に見える展開をしながら、ストーリーに繋がる要素を入れていかねばならない。そこには確かに作者の技量が必要となってくる。その点でいえば、間違いなく有像先生はその技量の持ち主であると言えるだろう(お前は何様だ)。

何が言いたいかというと、みんな、たくさん買って重版させて2巻作らせようぜ! ということである。

以上、ライトノベル紹介でした。